プラセンタ注射
プラセンタ注射とは胎盤のことです。プラセンタには諸種のサイトカイン、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、活性ペプチド、ヒアルロン酸などのムコ多糖類、核酸、糖質、多種の抗体インターフェロン、インターロイキン等が含まれています。
プラセンタ(胎盤)注射はB型肝炎、C型肝炎などの慢性肝疾患治療、更年期障害の治療薬として保険が適応されていますが、皮膚科、形成外科である当院では自費扱いです。
作用機序が充分に明らかでないものの、胎盤の成分と薬理作用により以下のような美肌に対する効用が期待されています。
- 肌がきれいになる(組織修復作用、基礎代謝の促進作用、抗炎症作用、保湿作用)
- しわが浅くなる(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生産促進用)
- シミが薄くなる(基礎代謝の促進、美白作用、ターンオーバー促進効果)
その他、神経痛、肩こり、頭痛、冷え性などの他、強壮効果、不眠症、脱毛症にも有用と言われています。
当院では、1回につきメルスモン2アンプル使用し通常皮下ないし筋肉に注射します。週1回程度の注射をお勧めします。予約制です。